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【事例紹介】暗記試験に強い優位感覚を活かす勉強法

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2012年にNLPと出会い、劇的に暗記試験に強くなった女性がいます。

執筆者・宮治 有希乃です。

転機となったNLPとは、神経言語プログラミングと呼ばれるもので、私は主に脳の仕組みと五感の活かし方を体得しました。

特に自分にとって優位な五感を知ることで、学習効率が劇的に上がったと実感しています。

中でも学生時代に苦労した暗記については「得意です!」と言えるほど効果的に取り組む方法が分かりました。

「令和時代に暗記は無価値」と言われていますが、それでも暗記力が求められる場面が完全になくなったわけではありません。

現に令和時代になってからも資格取得や語学習得で暗記力は生きています。

優位五感とは

人は五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)から情報を得て頭や心が反応しますが、人によりどの感覚が反応しやすいか異なります。

情報が最も反応しやすい感覚が、優位感覚です。

私がNLPで学んだのは「視覚」「聴覚」「身体感覚」でした。

視覚優位の傾向

視覚で情報を捉えることが得意で、言葉遣いも「見える」などの視覚的要素を多く用いる傾向があります。

物事を視覚で捉えるため、会話中も会話の光景が頭の中に広がるため、目線が上に行きがちです。

そして、その光景を手でつかむように身振り手振りが多くなります。

また、早いテンポで話す特徴もあります。

聴覚優位の傾向

聴覚で情報を捉えることが得意で、言葉遣いも「聞こえる」などの聴覚的要素を多く用いる傾向があります。

一定のリズムで話すのが特徴で、視線は左右に動きます。

独り言が多く、気づいたら自問自答することが癖になっている場合があります。

身体感覚優位の傾向

感覚的に情報を捉えることが得意で、体験をベースとした会話が多くなる傾向があります。

考えるよりも、まずはやってみることを好み、体験を重視するのが特徴です。

想いを身体で感じることが多いため、視線は下向きになります。

また、じっくり考えることを好むため、言葉を発するまで時間がかかる場合があります。

優位五感に合う勉強法

私は明らかな視覚優位で、聴覚と身体感覚は弱い傾向がありました。

しかし、学生時代は聴覚優位になじむ勉強法を中心に取り組んでいました。

いわゆる「耳勉」です。

音声教材を多用し、聞いて覚える方法を実践していたのですが、ほとんど覚えることができませんでした。

見かねた先生から「声を出して読み上げると良い」とアドバイスを受け、取り入れたものの結果は変わらず。

記憶が定着するどころか、声に出した途端に直前のことが頭から抜けていくような状況でした。

聴覚優位ではあれば効果的な勉強法も、視覚優位な私にとっては逆効果だったのでしょう。

思い返せば、成績が良かった日本史は試験に出そうな単語に丸をつけてひたすら教科書を読み込んでいました。

試験の時は日本史の教科書が頭に浮かんできて、書いてある文字を思い出すこともできました。

まさにこれが視覚優位の勉強法だったのです。

マーカーやハイライトペンを使って重要なポイントを強調すること。

図やグラフで覚えること。

とにかく情報を書き込んで覚えること。

視覚優位にはノート作成が有効と言われていますが、私は面倒な気持ちが勝り、教科書(テキスト)を丸ごと覚えることにしました。

NLPを学んで視覚優位を確認してからは、耳勉だけに頼る方法をやめました。

ラジオで英会話を勉強する時もテキストを購入し、イラストと英文を見ながら勉強することで語彙力が上がったと実感しています。

おそらく聞き流しただけでは何も身につくものはなかったことでしょう。

同じ時間をかけて勉強しても効果に差が出るのは、優位五感の活用が鍵になると実感しています。

優位感覚を活かすセッションのご案内

寄りそうコンサルタントグループ HR LABOでは、個人向けのセッションを行っています。

簡易的な診断で優位感覚を確認し、勉強法やコミュニケーションに活かすコツをアドバイスします。

本記事の読者様限定の特別セッションです。

個別のお悩みに応じて完全オリジナルのプログラムでご提供します。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

その他のサービスは個人向けサービスページをご確認くださいませ。


● ゆめのたね ラジオ番組「ゴールドリリーブ」
● HR LABO サービスメニュー


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宮治 有希乃

組織人事コンサルタント
ミスマッチ調整パートナー

1978年1月14日生まれ、北海道札幌市出身。 2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。 2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は「ミスマッチ調整パートナー」としての活動に注力。主に組織人事・キャリア領域で「HRアセスメント」を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成、キャリア支援を中心に事業展開している。

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