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金銭感覚が異なるパートナーとの付き合い方

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お金に関する考え方は人それぞれ異なります。

何にお金をかけるのか。

1,000円を安いと思うのか、高いと思うのか。

貯金をするのか、しないのか。

細かく挙げていけばキリがないほど、お金に関する感覚=金銭感覚は千差万別です。

この金銭感覚の違いは、関係性が近ければ近いほどトラブルに発展しやすいと言われています。

相手の金銭感覚が自分の生活に連動する機会が増えるからで、相手がパートナーであれば尚のことです。

しかし、金銭感覚が異なるからといって、必ずしもうまくいかないわけではありません。

本記事では、金銭感覚が異なるパートナーとの付き合い方について解説いたします。

金銭感覚の共有

まず第一に行うことは、お互いの金銭感覚を共有し、話し合うことが重要です。

大切なのは「自分と違う」と思っても拒絶をしないこと。

違うことはあたり前。

お互いの考えや価値観をすり合わせて新しい形を作るための話し合いをしていきましょう。

特に生計を共にするのであれば、お金の管理方法や貯金の仕方、支出の優先順位について必ず話し合うことが必要不可欠です。

どうしても譲れないことを1~2個に絞り、その他のことは譲歩しながら納得意のいく落としどころをみつけていきます。

譲れないことが3個以上ある場合は、優先順位をつけて2個までに絞り込みましょう。

共通のルール設定

お互いの金銭感覚を共有し、納得のいく方向で調整ができたら、お金に関するルールを決めましょう。

ルールを決めることでお金の使い方が明確になります。

パートナーでお財布を一緒にするのか、分けるのか。

一緒にする場合は、毎月いくらまで使い、いくら貯金するのか。

分ける場合は、完全に分けるのか。

それとも一部分けるのか。

お金に関するルールは正解がありません。

大切なのはパートナーとの合意であり、お互いに納得して守れる内容であることが重要です。

共通の目標設定

共通のルールの他、長期的な視点で共通の目標を立てることで協力関係が強化されます。

パートナーの散財癖にストレスを感じた人が、「1年間で100万円を貯めて海外旅行に行く」といった目標を立てた事例があります。

散財癖がある人も目標があれば自制心が働き、次第に意識的に自制しなくても自然と散財が減ってきました。

何か欲しいものがあっても「海外旅行に行く」というパートナーとの約束が頭をよぎり、踏みとどまれるようになったのです。

共に目標を目指す過程で金銭感覚にも変化が生じ、海外旅行ではお金にまつわるケンカは一切なかったそうです。

まとめ

パートナーとのお金の使い方に関するルールを決めることで、お互いの納得が得られ、ストレスが軽減されます。

また、共通の目標を立てることで協力関係が強化され、自制心が働き、金銭感覚にも変化が生じます。

まずは、お互いの金銭感覚を共有するところからはじめてみましょう。

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宮治 有希乃

組織人事コンサルタント
ミスマッチ調整パートナー

1978年1月14日生まれ、北海道札幌市出身。 2007年よりITベンチャー、人材ビジネス業界で人事労務・人材育成に携わり、現場の最前線で人材採用から社員育成・定着化、人事制度構築、キャリア支援などを経験したオールラウンダー。 2018年10月に寄りそうコンサルタントグループ HR LABOを立ち上げ、独立。 現在は「ミスマッチ調整パートナー」としての活動に注力。主に組織人事・キャリア領域で「HRアセスメント」を活用した組織活性や採用・定着化、人材育成、キャリア支援を中心に事業展開している。

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